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ゆず中1・もも小4と一緒におうちで英語学習!かけ流し、母の一方的な語りかけ、キンドル・リーダーの音読。母はなんちゃって帰国子女。
アメリカのサマースクール体験記 ~最終日~
7月29日(水) 9:00 - 17:00 

☆みんなとお別れ

ついに最終日となりました。8日間はあっという間でした。全く英語ができないゆずが全く新しい環境に行くわけで、最初はどうなることかと思いました。でも3日目くらいからお友達もでき、Mona さんのアートルームの常連になり、自分の居場所を見つけたようでした。イベントカレンダーに、

Bring your blue t-shirt today and get it signed by all you friends.
今日はブルーシャツを持参し、お友達全員にサインしてもらいましょう。

とあったので、ゆずもサインしてもらいました!とってもいい思い出の品ができました。

blue shirt

☆言葉なんていらないんだよね

最後にスタッフの方が言ったひとこと。

Language is nothing.


ゆずが Anna とすぐに友達になり、仲良く遊んでいる姿をみてそう思ったそうです。

They did everything together.

二人は何するのも一緒だったよ。

とも言ってました。マネージャーの Marlys さんは、

I was bit worried at the beginning, but she really was great.
最初は少し不安だったけど、彼女はよくやったと思います。

と言ってくれました。短い間でしたが、初めての環境で、いろんな事を吸収した濃い~8日間でした。スタッフの方々の暖かい心にゆずも私も助けられました。ありがとう!最後、車に乗り込もうとすると、ちょうどみんなが外遊びを終えて中に入ろうとしていました。全員で

Bye, YUZU!!!


と声をそろえて言ってくれました(*^_^*)

untitled.jpg

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アメリカのサマースクール体験記 ~7日目~
7月28日(火) 9:00 - 17:00 

☆今日も朝から Finger Knitting♪


0731 craft long


今朝も Mona さんと Finger Kitting をしたゆず。今回はこーんなに長いのを作りました!近くにいた男の子に

It must took her forever to do this!
すごく時間がかかっただろうね!

とびっくりされていました(^^) スクールも7日目になり、スタッフやお友達に

Hi, Yuzu.

とよく声をかけてもらっていました。

marlys.jpg
写真:マネージャーの Marlys さん。とてもステキな方で、ゆずに本当によくしてくれました。

ある日、外で遊んでいたゆずが Marlys さんの姿を見つけ、彼女の手をつないだそうです(^^) お迎え時に、

She (Yuzu) is so sweet.
She came and held my hand.


と教えてくれました。

☆ゆずの英語

スタッフの一人が、こんな話をしてくれました。

「今日はゆずが新しい言葉を習ったんです。中で遊ぶ?それとも外がいい?(Do you want to play inside or outside?)と聞いたときに、ゆずが Outside と答えたんですよ!」

わたしはもちろんうれしかったですが、そのスタッフの方もゆずから英語の言葉が聞けたことを喜んでくれていました。

後は、わたしが

Come on, girls.

行くよー。

と二人に声をかけると、ゆずがよく言うのが

Come on the reds, come on the blues.


そうです、ORT Stage 1+ に出てくるあれです!おー、ちゃんと ORT の効果がでてる!。実はあちらにいる間はほとんど読めていなかった ORT。帰ってから少しずつ再開しています。昨日は時間がなくて読めなかったので、一冊だけ暗唱しよう!ということになり、ゆず、もも、わたしの3人で The Pancake を暗唱しました。そろそろ次のステージに進もうかと思っています。

 

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アメリカのサマースクール体験記 ~6日目~
7月27日(月) 9:00 - 17:00 

strawberry milk
写真:ももが「いちごミルクがいい!」というので買ってあげたのですが、なんとも派手なピンク色・・・。この写真よりも、実際はもっと濃い~ピンクでした。

☆Anna と手をつないで♪

今日は二回目の Field Trip の日。午後1時にバスが出発するので、午前中はいつもどおり自由遊びです。朝、スクールに到着すると、必ず聞かれることがあります。

What do you want to do today?

今日は何をしたい?

そして、「アートルームに行ってもいいし、外で遊んでもいいし、もう一つの部屋でゲームをしてもいいよ。」と今日できることを教えてくれます。どこで何をするかは、本人次第。ほとんど毎朝 Mona さんとクラフトをしていたゆずですが、この日は「外で縄跳びする」。朝一で Anna が、

Hi, Yuzu.

と言ってくれたようです。その後、「一緒に縄跳びやらない?」と誘われたかどうかはわからないですが、Anna と手をつないでグラウンドへ歩いていく姿がありました。

☆ゆずが一番ショックだったこと


今日の Field Trip の行き先はボーリング場なのですが、実はゆず、一度もボーリングをしたことがありません。スタッフに一応その事を話してみると、ガーターをふさいであるので小さい子でも楽しめるようになっています、とのこと。

今日のイベントカレンダーにはこんな記載がありました。

・Wear your blue t-shirt and socks.
・Bus leaves at 1:00 pm and returns by 4:00 pm.
・May bring $ for snacks

Socks は、夏場は素足にサンダルでくる子が多いので、ボーリングの日は靴下を履いてきてね、ということです。

5時ごろお迎えに行き、「ボーリングどうだった?」と聞くと、「今日一番ショックだったことはね、みんなおやつのお金をもって来てたのに、ゆずともう一人の子だけもってなくて、何も買えなかったの・・・」。あっちゃー。お母ちゃんすっかり忘れてました(汗)。「May bring $ for snacks」と書いてあるのは読んでいたんですが・・・。せっかくのお楽しみだったのにね。ごめんなさい。

☆ゆずが覚えた英語

夕方帰ってから、「今日はこれがわかるようになった」と教えてくれた英語があります。最初、

ぽーぽーぼー


と言うので、何のことだろう??と思っていると、

A purple ball

のことでした。 きっと、紫のボールを使って遊だんですね。そして、CTP絵本の「Where Do Monsters Live?」で出てきた

A purple monster lives in a purple house.


にも出てきたねー。なんて話してました。

rolly.jpg
写真:ショッピングモールに、リチャードスキャリーに登場するローリーの乗り物がありました!思わず記念写真。

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アメリカのサマースクール体験記 ~5日目~
7月24日(金) 9:00 - 16:30 

☆毎日テーマに沿って遊ぶ子供たち

今日でサマースクールも5日目。友達もでき、だいぶ楽しくなってきたようです。スタッフの方が本当にゆずのことをよく見てくれていて、毎日お迎えに行くと

She did great today!

と話しかけてきてくれます。この日も、朝は Mona さんとクラフトをし、午後は Tea Party です。このスクールでは、週ごとと、日ごとにテーマがあり、夏休み中のテーマが書かれたカレンダーが配布されます。この週のテーマを紹介します。

週のテーマ: The Meddle Ages (中世)
中世にまつわるクラフトをしたり、木曜日にはルネッサンス・フェスティバル、金曜日にはティー・パーティがあります。

Monday: KNIGHTS OF THE ROUNDTABLE

A shield (盾)を作ります。名前をお友達に書いてもらったそうです。その後、英語で自分の名前の書き方を覚えたようで、日本から持参していたドリルなどに「YUZU」と書いていました。

Tuesday: BUILD A CASTLE
ゆずも中世のお城をみんなで作ったようです。さすがに大きすぎて持って帰れませんでしたが・・・。

Wednesday: CHILDREN'S MUSEUM
バスでミュージアムへお出かけ。

Thursday: HOME BASE RENAISSANCE FESTIVAL

4、5年生のことを「BIG KIDS」と呼ぶのですが、今日は BIG KIDS のみんながお祭りを準備してくれます。フェイスペインティングをしたり、ゲームをしたり。

Friday: TEA PARTY, BIKE, & BLADE DAY
金曜日はだいたい「BIKE DAY」で、各自、家から自転車を持っていきます(もちろんヘルメットも)。この週は Tea Party もあり、子供たちはどちらでも好きな方に参加します。ゆずは自転車を持っていなかったので Tea Party に参加しました。感想を聞いてみたのですが、「楽しかった」と一言だけで、詳細は不明です・・・。

こんな風に、毎日テーマがあってなんとも楽しげです。毎日のテーマは必ずそれに基づいた行事が行われるというよりは、こういうテーマなので、今日はお城作りができるよ。という風に、あくまでも「オプションの一つ」のようです。ゆずは月曜日のお城作りを火曜日か水曜日にしたようで、厳密に「その日」と決まっているわけでもないようです。

☆一生懸命ゆずに話しかける女の子

4時ごろお迎えにいくと、ちょうどおやつの時間。「食べてから帰る」と言うので、車の中で待つことにしました。様子をみていると、ゆずの隣にぴったり座り、一生懸命話しかけている Emily という女の子がいました。後で「何を聞かれてたの?」と聞いてみると、「わからなーい」。そりゃそうだ(^^;) そして、その日は

もっと友達できたよ。
男の子の友達の方が多いんだ。


なーんて言ってました。たしかにゆずに話しかける男の子の姿もありました。みんな、新顔&外国人のゆずに興味深々??

☆ももと公園へ

ゆずがスクールに行っている間、午前中はほとんどももと一緒に公園へ行っていました。よく行ったのが湖沿いにあるこの公園。お天気もいいので、ピクニックテーブルに座ってランチを食べている家族もいました。私達も一度だけ公園にサンドイッチを持参しました。

parkers lake
写真:大きな遊具が二つ。そのすぐ向こうは湖になっていて、遊歩道で一周できるようにになっています。

普段は親子で公園に行くことが少ないわが家ですが、休暇中はのんびりももと過ごせてよかったです。週末は家族4人でお出かけしました。土曜日は動物園へ。日曜日は船に乗りに行きました。そして月曜日は再び Field Trip の日。こんどはボーリング場に行きます。

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思わず買ってしまった絵本
ゆずがサマースクールに行ってる間、おっと、ももと一緒に本屋さんに行きました。たまたま Story Telling が始まり、ももと一緒に聞きました。読んでくれたお姉さんは読み聞かせがとっても上手で、終了後、「あのお姉さんどうして読むのが上手なの?」とももが言うほどでした。その時の絵本を紹介します。

☆ I Ain't Gonna Paint No More!



絵の具遊びが大好きな男の子のお話です。あまりにもうちの中を汚すのでお母さんが絵の具を取り上げてしまうのですが、そんなことではめげず、次々にいろんなものをペイントしていく、という内容です。お話はおもしろいと思いますが、絵のタッチが私の好みではなかったので購入しませんでした。絵の具の色を際立たせるために、絵の具以外のものはモノクロ(うすいグレーだったかな)で描かれています。アーティスティックな感じが好きな方にはいいかも。わたしは次に紹介する本を買ったのですが、ももは、「こっちがいい~」と言っておりました。

☆ Click, Clack, Moo: Cows That Type



この本は文句なしに楽しめました。最初から最後までストーリーがおもしろいです。だって、「Cows That Type」 タイプする牛、ですよ(^0^) その牛たちが飼い主であるブラウンさんに手紙を書いて、これまたびっくりするような(でもかわいい)要求を出します。

Click, clack, moo.
Click, clack, moo.
Clickety, clack, moo.


この3行が、うしがタイプする場面で繰り返しでてきます。リズムがいいので小さい子でも楽しめると思います。最後のオチがこれまた最高で、本当に言葉なんていらないです(そのページは絵のみ)!

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アメリカのサマースクール体験記 ~4日目後半~
☆子供の遊びに言葉の壁はない

わたしの日本人の友人で、現在アメリカで子育て中の michi に会いに行きました。彼女には二人のかわいい男の子がいます。7歳のL君と2歳のN君。二人ともハーフですが、生まれたときから海外暮らしで、日本語は話しません。L君はわたしが2年前に初めて会ったとき、michi の話す日本語を理解しているようでした。でも今は知ってる単語はあっても、文章を理解するのは難しいようです。michi も普通に英語を話すので、その環境で日本語を学ぶのは難しいかもしれないですね。

back yard
ゆず以外はまだお昼を食べていなかったので、グリルでハンバーガーとホッとドックを作ってくれました。美味♪青々とした広~いお庭を見ながらデッキで食べました。うーん、幸せ。庭には立派な遊具もあります。L君がゆず・ももとよく遊んでくれました。ゆずはあまり話しかけていないようでしたが、ももは日本語で

L、こっちだよー
L、今だよ!

などと話しかけていたのがおかしかったです。3歳のももには英語も日本語もないんですね(^^; 4時間近くもずーっと3人で遊んでいる姿をみて、子供の遊びに言葉の壁なんてないんだなーと思いました。

☆ゆずの発話

その日、ゆずが少し英語の文章を口にしていました。

Wash your hands.

きっとスクールでもよく聞いていたんでしょうね。でもL君に

You wanna go outside?


と聞かれても???と私の顔を見ていました。

ももは、L君に向かって自信たっぷりに日本語で話し、なぜか時々

No, no, no.

なんて言ってました。

☆ももに英語を教えるゆず


帰りの車で、ゆずがももに英語を教え始めました。フルーツシリーズです。

ゆず: Orange (英語発音で)、はい言ってごらん
もも: Orange!

ゆず: Pineapple
もも: Pineapple!

ゆず: Lemon
もも: Lemon!
ゆず: Lemon と Melon、ね、似てるでしょ?

こんな具合で apple やら bananas やらフルーツの名前を教えていました。そのぐらいの単語はももも知ってると思いますが、二人で楽しそうに学習(?)してました。

☆英語のフレーズ、どういう意味?


ゆずが英語のフレーズの意味をいくつか聞いてきました。

Nice to meet you, too. ってどういう意味? 

No, thank you. ってどういう意味?

「Wash your hands」のように、よく耳にしていて、意味が知りたかったようです。わたしの留学時代を振り返ってみると、日常よくでてくるフレーズはこんなプロセスで覚えていました。

1. まず耳で覚える。何度も聞くので自然に音を覚える。
2. それから意味を認識する。ゆずの Wash your hands のように状況から理解したり、自分で調べたり。
3. 話す。意味がわかれば自分の言葉として使うことができる。

書くのは最後にきます。耳から覚えるケースがほとんどなので、言えるけど書けないフレーズや単語がよくありました。ゆずの場合はちょどいくつかのフレーズが 2、Wash your hands は 3 の段階に入ってきたんですね。さて、翌日は金曜日で、スクールのイベントカレンダーを見ると「Tea Party」と書いてありました。なんだか楽しそう♪

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アメリカのサマースクール体験記 ~4日目前半~
7月23日(木) 8:30 - 12:30 

☆折り紙を教えてきました!


今日はわたしが折り紙のボランティアに行く日。ゆずはいつも通り朝8時半ごろスクールに到着。わたし、おっと、ももは10時半ごろスクールを訪れました。ゆずは Mona さんと一緒にリリアン(cording)をしていました。

She picks up things very fast.


とゆずのことを褒めてくれていました。

cording small
写真:右が Mona さん、左側の金髪の女の子が昨日友達になったという Anna。年齢はゆずより一つ下で9月からキンダー。

Mona さんがトランシーバーで他の部屋にいるスタッフに「折り紙クラスが始まるので、興味のある子に来るように伝えてください」と呼びかけます。子供たちは決められた範囲であれば、好きな場所で好きなことをしていいので、やりたい子はきていいよ、というスタンスです。結局キンダーから3年生くらいまで、男女合わせて8名ほどがきてくれました。



日本から持参した本。ハートの指輪やぴょんぴょんカエルなど、なかなか面白い作品がのっています。本を見せながら、何を作りたい?と聞くと

A heart ring!
ハートの指輪!

というので、難しそうだったけどトライすることになしました。難しいところは私がやってあげたりしてなんとか全員ハートの指輪を完成させました。最後に自分の指の大きさに合わせてテープでとめるのですが、一人の男の子がこう言いました。

I don't know what my mom's finger size is.
お母さんの指のサイズがわからないよ。

おー、お母さんのために作ってたなんて。ステキ♪ とりあえず、だいたいの大きさにしてテープ止めしてあげました。他の子たちは、手首の大きさにぴったりだったため、バングルにしていました。我ながら、なかなかいい作品ができました。その後も、パペットうさぎや猫を折って目や鼻を描いたり、ぴょんぴょんカエルを折って跳ばしてみたり(これ、想像以上にジャンプして楽しかったです)。合計6作品ほど作りました。1時間ちょっとの時間だったのであっという間でしたが、みんなとてもいい子達で、ちょっとしたことでも私に聞いてくるのが印象的でした。ペンで何か描いてもいい?とかトイレに行ってきていいですか?とか(*^_^*) 11時20分ごろ、Mona さんに「Clean up」と言われ、みんなでお方付け。最後に

Thank you for teaching us Origami.


ときちんとお礼も言ってくれました。お片づけの後はランチ前のミーティング(?)があるのですが、ゆずもちゃんとみんなのいる場所に行き、スタッフのすぐ横にちょこんと座っていました。ふーん、なんとなく今何をしなきゃいけないかはわかってるんだなぁと思いながら見ていました。わたし達はゆずがランチを食べ終わるまで一旦スクールを出て、近所のスタバで待機しました。お迎えにいくと、外で女の子二人と一緒に柵の上に座っていました。一人は Anna でした。後で、もう一人はだれ?と聞くと「うーん、わからない」(^^) 言葉が通じなくても友達ができたようで、安心しました。午後はわたしの大学時代の友人(日本人)で、現在あちらで子育て中の michi に会いに行きます。続きは後半で・・・。

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アメリカのサマースクール体験記 ~3日目~
7月22日(水) 9:00 - 17:00 

☆大好きなクラフト

今日は午後から Field Trip の日です。朝、みんなとおそろいの青いシャツを着て行きました。午前中は通常どおり自由遊びなので、Mona さんのいる Art Room へ。ゆずは、大好きな Finger knitting をしたそうです。

two nittings
写真:Finger knitting といって、編み棒を使わずに指で作る編み物(指編み?)。ゆずは大変気に入ったようで、毎日のようにやっていました。

Mona さんはゆずにとてもよくしてくれました。何十年か前に南米から移住してきたそうで、外国人であるゆずの気持ちをよく理解してくれたのかもしれません。私がゆずに英語を覚えさせようとしている話をすると、

That's a good idea.
Learning language is very important.


とおっしゃていました。彼女の話す英語は、少しスペイン語なまりがありますが、日常困ることはないように思えました。それでも、英語で文章を書く時にはまだ辞書を使うとこがあるそうです。

☆スクールバスで遠足♪

午後1時、スクールバスに乗り、30分ほど離れた場所にある Children's Museum に行きました。ゆずはとっても満喫したようで、帰宅後すぐに夏休みの宿題の絵日記に描いていました。

「バスでチルドレンズミュージアムにいきました。窓から見えるビルやおうちがステキでわくわくしました。」

後日、たまたま同じ道を通った時に教えてくれたのですが、ゆずが言う「ステキなビル」とは由緒ある大聖堂のことでした。うん、確かにステキだ。異国の地で家族から離れてバスに乗せられたゆずですが、窓から見える景色を楽しめたんだと思ってうれしかったです。ミュージアムの話もたくさんしてくれました。一番楽しかったのは、おっきなクリフォードがいたコーナーだそうです。

帰りのバスで隣に座った Anna という女の子と仲良くなったらしく、「ともだちができた」と言ってました。スタッフの話によると、ゆずが外国から来たと知った Anna は、

Uno
注:スペイン語で「one」という意味

とゆずに話しかけていたそうです(^^; 「外国語=スペイン語」なんですね。Anna とはその後、もっと仲良しになっていきます。

スタッフは常にトランシーバーを携帯していて、誰のお迎えが来たかなどを連絡し合います。その日のお迎え時、マネージャーらしき人からわたしとゆずの近くにいたスタッフにこんなメッセージが入りました。

Tell Yuzu's mom that she had a great time today.


ちゃんとゆずのこと気にかけてくれてるんだな、と感動したのを覚えています。

☆ゆずの英語力、ではなくコミュニケーション力


ランチの時、ヨーグルトを食べていたゆずの横で砂いじりをしていたJ君。勢い余ってゆずのヨーグルトに砂が入ってしまいました。ゆずいわく、「先生に言ったらね、その子のこと怒ってくれたの」。え?「言う」って英語が話せないのに??と思い、どうやって先生に言ったのか聞いてみると、

あのね、手話で言ったの。

しゅ、手話!おぬしなかなかやるな、とおっとと二人で感心したのでした。この日を境にサマースクールが楽しくなってきた様子のゆず。わたしもおっとも一安心でした。翌日は、わたしが Mona さんの Art Room に出向き、折り紙を教えるボランティアをした話です。

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アメリカのサマースクール体験記 ~2日目~
7月21日(火) 8:30 - 15:00

☆ランチボックスを持って
 
今日も朝から「行きたくない~」とか「お昼はうちで食べたい」と言ってました。でもそれも想定範囲内だったので、あまり反応せずに持たせるランチの準備をしていました。昨日スーパーで購入したりんごスライスを見せると、「持っていく・・・」と少し行く気になったようでした。

apples.jpg
写真:ランチ用のアップルスライスパック。耳の部分にチーズとディップ用のキャラメルソースが入っています。2ドル49セント。

ランチは毎日(本当に毎日です!)サンドイッチを持っていきました。中身はハムとチーズ。それ以外に、ミニトマトとフルーツも持って行きました。こちらはブルーベリーがとっても安かったので、トマトとブルーベリーとりんご、という日が多かったです。一度ブラックベリーを入れてみましたが、すっぱかったようで少し残してきました。

blue berries
写真:このパックが二つで5ドル。安い~。

☆毎日の持ち物


申し込み時にもらった資料にはこんな持ち物リストがありました。

Lunch
Bathing suit
Towel
Sunscreen
Water Bottle


Bathing suit (水着)は泳ぐためではなく、外でスプリンクラー遊びをするためだそうです。ゆずがいる間は結局一度もなかったようです(もしくはゆずが参加しなかっただけか)。Sunscree はとても重要らしく、資料でもこれだけ太字になっていました。忘れた日はスクールのを貸してくれます。実際、わたしもあちらにいる間は、顔、首、腕に塗りまくっていました(^^;) それでもすごく日焼けしました。やはり紫外線が強いんですね。Water bottle は毎日持たせましたが、スクール内の Water fountain (冷水器)で飲んでいたようで、あまり減っていませんでした。

☆ちょっぴり涙・・・


朝8時半スクールに到着。Mona さんの方に連れて行き、私と彼女が2,3分話をしていると、ゆずの顔がこわばりはじめ、少し涙をためる。かわいそうだったけど、これ以上私達がいると余計に寂しくなると思ったので帰ることに。Mona さんがうまくゆずを誘導してくれて、Art Room に入っていきました。今日帰ってきてからの反応をみて、今後どうするか判断しよう(毎日午前中だけにするとか)と思い、3時になるのを待ちました。

迎えに行くと、お昼を外で食べたことや、今日作ったクラフトの話をしてくれました。みんなで食べたランチが楽しかったようで、「明日はジュース持って行くー」とゆず。朝は少し心配もしましたが、なんとか2日目が終了しました。帰りの車で、

英語はわからなかったけど、(みんなが何を言おうとしてるのか)ちゃんとわかったよ。


と頼もしい言葉も聞かせてくれました。そうだよ、それがコミュニケーションってやつだよ!と心のかなで万歳した母でした。帰宅後、ももと遊んでいたゆずが急に「あー!!!」と大きな声で雄たけびをあげ、「あーすっきりした。」と一言。普段はおしゃべりなゆずが、一日しゃべれなかったのでストレスが溜まってたんですね。

翌日は field trip の日で、スクールから配布される bule T-shirt を着てくるように言われました。さて、明日は field trip から戻るのが4時。大丈夫かしら?

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アメリカのサマースクール体験記 ~1日目~
7月18日(土)
現地に到着しました。サマースクールは月曜日からなので、土日はゆっくり過ごしました。二日目くらいまで、ゆずとももは時差ぼけで早朝3時とかに起きていました。

☆いよいよ初日

7月20日(月) 8:00 - 11:00 
現地に着いてからは、少しずつ「アメリカの学童へ行くんだよ」とゆずに話していました。でも本人は「絶対に行かない!」 その反応は想定の範囲内だったので、こちらはあえてなにも言わずに過ごしました。初日の朝は全員で一緒に行くことになり少し安心したせいか、特に何も言わずに車に乗りました。スクールに到着し、「広いね~」なんて話しながら中に入っていきました。うろうろしていると、

First day?
初日ですか?

と気軽に話しかけてくれるスタッフのお兄さんがいました。その後、オフィスに行き、マネージャーの Marlys さんと スタッフの Mona さんに会いました。そこで10分ほど立ち話をしている間に、ゆずは「これから一人になるんだ」と悟ったようで、少し顔をこわばらせていました。Mona さんがゆずを隣の部屋へ連れて行ってくれます。その後すぐに私達が帰ることになり、ゆずが入っていった部屋をチラッとみると、Mona さんがわたしにウインクして「大丈夫ですよ」とサインを送ってくれました。初日は泣いちゃうかな~と思っていたのですが、涙を見せることはなく少し安心しました。その日は11時にお迎えに行くことにしました。

迎えにいくと、子供たちは外で遊んでいました。ゆずは Alison という大学生らしき女性スタッフの横にちょこんと座り、みんなが縄跳びをするのを見ていました。わたしの姿をみつけると、少しホッとしたような表情。近くにいた3年生くらいの女の子が、ゆずをわたしの所まで連れてきてくれました。Alison が

She did great!
大丈夫でしたよ!

とうれしい言葉をかけてくれました。みんなにバイバイと手を振ると、

Bye, Yuzu.
Bye, Yuzu.
Bye, Yuzu.

と、たくさんのスタッフやお友達が手を振ってくれました(*^_^*) スタッフの方がみんなとても優しくて、ゆずのことを気遣ってくれているのがわかりました。

☆こんなの作ったよ!

0720 craft cup
写真:ゆずのサマースクールでの初作品!プラスチックカップに切り目を入れ、毛糸を交互に通していくらしいです。

私達が帰った後、Mona さんとクラフトをしたゆず。作り方を聞くと、一生懸命教えてくれました。その様子を見る限り、クラフトはとても楽しんだみたいです。こちらのサマースクールでは、子供たちが過ごせる部屋が5つもあり、どこで過ごすかはそれぞれが決めるそうです。当然各部屋には職員がいて、外遊びも基本的には自由です。ゆずは Mona さんがいる通称 Art Room が気に入ったようで、その後、ほぼ毎朝その部屋で過ごしていました。

☆ゆずの英語力

わたしが自己流でゆずとももに英語を教え始めたのは7ヶ月ほど前。話せることといえば・・・

Hi, my name is Yuzu.
I'm six.
How are you?


これくらいです。これまで絵本の読み聞かせを中心にやってきたので、話すことはできません。ちなみにその日は

朝は
Hi

帰りは
Bye

と、みんなにあいさつできていました。「話せるようになった英語」と書くにはあまりにもシンプルですが・・・。こんな具合でいきなりサマースクールに送り込まれたゆず。彼女がどんなふうに過ごしていくのか、これからじっくり書いていこうと思います。

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